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よくある質問
悩み・症状等の相談について
婦人科について
婦人科では女性特有の病気や悩みの相談受付などを行っております。
- 子宮について
- 更年期について
- ブライダルについて
などさまざまな年代に応じた診療を行っています。
子宮についても各種診療をおこなっております、人には相談しにくく自己判断がしにくいものですから質問形式でご案内いたします。
初潮がはじまる前の小さいお子さん の場合
- 初潮について:初潮は小学校の保健の授業でもお話があると思いますが、早いお子さんでは小学校4年生ですがなかなか始まらないお子さんの場合、高校生になっても始まらないケースもあります。通常生理が始まる前に胸が大きくなったり、陰毛が生え始めますし、何しろ身長が1年で10cm以上伸びます。それがサインです。なのに生理がなかなか始まらない場合はぜひ一度婦人科を受診してみてください。
- かゆみ:陰部のかゆみは、小さいお子さんでも起こります。搔きすぎて飛び火のようになっているケースもあるので、お子様の搔いている姿を見つけたらぜひ婦人科にお連れください。
- 外陰部のけが:意外かと思いますが、子どもは遊んでて外陰部をケガをします。シーソーやブランコから落下して外陰部を強く打って出血したり腫れたりすることがよくあります。大事いたることはほとんどありませんが痛みが強かったり腫れたりする場合も婦人科にお連れください。
生理が始まっても不順であったり痛みの気になる学生さん の場合
初潮から2.3年は生理は不順です。月に何度も来ることもあるますし、なかなか止まらないことや色が赤くなくて黒かったり茶色であったりもあります。逆に初潮のあと、なかなか生理が数か月来ない方もいます。生理が何度も来すぎて貧血になっているケースもありますので止まらない出血や生理が3か月以上来ない場合は婦人科の受診をお考えください。
妊娠をかんがえ始めた女性 の場合
妊娠を考え始めた女性や結婚の間近い女性が受けておいたほうが良い検査項目を含んだ検診があります。ブライダルチェックというネーミングが一般的です。最近はプレコンセプショナルケアという名前で、妊娠前の女性に必要な知識をお伝えすることも含めた総合的な検診を行うこともあります。風疹の抗体検査や性感染症(性病)の検査も同時行うことが可能です。
子育てに疲れてさまざまな不調が現れだした(尿漏れや痔も含みます)女性 の場合
- 子育てはご両親お二人にとって、楽しいことが一番ですが同時に子どもに対する責任も大きくなってきます。それにともない心身の不調を感じる女性は年々増えてきています。ちまたでは産後のケアの必要性が唱えられますが、その不調を訴える場所がない、出産場所で聞いても十分な回答をえらえない、そもそもそれが異常がどうかわからない、ということでお悩みの方は多いでしょう。めまい、かたこり、はきけ、朝が起きづらい、常に眠い、疲れやすい、眠れない、頭痛 などの症状は放っておかないほうが良い症状です。授乳中でも使えるお薬がありますので、ご予約をとって受診しましょう。
- 尿もれ、便秘、痔、便もれ、膣のゆるみ なども産後の症状です。保険の効く治療と保険外の治療*があります。一度ご相談ください。
望まない妊娠を避けたい(避妊したい、あるいは避妊に失敗した方(アフターピル)):避妊するつもりだったのにうまく避妊できなかった!、あるいは避妊しなかった!という方
すぐ服用できるピル(アフターピル)を飲むことで100%ではありませんが望まない妊娠を避けることができます。緊急避妊 ともいいます。一方で低用量ピルの服用は、くすりを毎日のむことで前もって避妊を積極的にしていくという方法です。
子宮がんについて
子宮がんは大きく分けて2種類。子宮の出口(子宮頸部)にできるがんを子宮頸がん、子宮の奥のほうにできる(子宮体部)がんを子宮体がんと呼んでいます。
子宮頸がんについて
何歳くらいから検査が必要?
若い方の子宮頸がんは逆に増加傾向なので、現在20歳を超えた女性は子宮頸部(子宮の出口)のがん検診をするよう厚生労働省からすすめられています。
これは頸がんの原因が子宮出口におけるヒトパピローマウイルスの感染によるものだと考えられており、多くの感染が性行為によってもたらされていると思われているので、つまりは20歳という年齢にとらわれることなく、性行為のある方は20歳以前でもその可能性が上がってくるというわけです。ですからヒトパピローマウイルス(HPV)の検査も、高リスクか低リスクか、までの判定しかできませんが、ご希望の方には行っています。結果は2日程度でわかります。
海外ではどんな治療法がある?
治療法の話ではありませんが、実は子宮頸がんは予防できるがんとして、貴重な病気だと考えられています。諸外国では、この感染を防ぐためのウイルスに対するワクチン接種が、性行為を行う前とされる思春期前後(国によっては9歳から)にすでに行われているところが多いです。日本でも中学校1年生から高校2年生までの女子に公費でワクチン接種が可能となっています。一時期ワクチン接種による副作用が心配であるという報道がなされました。しかしながら現在はわずかですが一定程度の副作用は見られるものの、その頻度は諸外国と変わらず、むしろ日本人は接種をしないことで若くして子宮頸がんになる危険性が増す可能性が高いことが危惧されています。副作用についてご心配な方は、以下の厚生労働省が報告している調査をご覧ください。
調査資料はこちら>>
※PDF形式の文書をご覧いただくには、Adobe® Acrobat Reader(無料)が必要です。
お持ちでない方はこちらから入手できます。
異常を察知するには?
生理以外の出血や長引く生理、性行為後の出血などあればもちろんのこと、おりものに異常を感じても検査を受けてみてください。
検査自体に内診は必要ですが、痛みを伴うものではなく、時間もわずかしか(1分以内)かかりません。
子宮体がんについて
一方子宮体部の検査は、目視しながらの検査ではないので超音波検査を併用したり、組織採取を行いながら、疑いの強い方に行う場合が多い検査です。
検査は痛くないの?
痛みは多少ともないますが、時間は5分以内で通常痛みが長引くようなものでは在りません。
問診や家族歴、合併症、既往歴などを参考にして、医師が検査することを決める場合が多いようですが、患者さんからのご希望ももちろん受け付けております。
検診内容
(1)内診と子宮頸部の細胞診
(2)(1)と超音波検査(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍チェック)
(3)(場合によれば~希望も含む~)子宮体部の細胞診あるいは組織診
子宮筋腫
子宮筋の筋層内にできる腫瘤を筋腫核と呼びます。
筋腫が見つかれば即治療が必要ですか?
子宮筋腫を持っている女性は40歳以上では3から4人に一人と言われていますので、婦人科や検診で“筋腫がありますよ”と言われても決してあわてる必要はありません。筋腫は決して悪性ではないので。持っていても何の問題もないケースも多く存在します。しかしながら、筋腫であることを診断してもらう必要がありますし(つまり悪性の肉腫ではないことの診断)、筋腫によって生じた、あるいは今後生じるだろうトラブルがないかどうかを診察してもらう必要があります。
筋腫は大きければ大きいほど危険ですか?
よく筋腫の大きさを気になさる患者さんがいらっしゃいますが、筋腫は大きさだけでは判断できない、小さいから安心であると侮れない、時には厄介なしろものです。筋腫のできた位置が問題になることが多いのです。
筋腫があると何か症状がでますか?
あなたの生理が多いのが筋腫のせいであったり、長引く生理が筋腫によるものだったり、生理以外の出血が筋腫のあるせいだったり、とこんなしだいです。ずっと内科検診でひっかかってた貧血が実はあなたの持ってる筋腫が原因だったなんてのも、よくある話です。
筋腫の場所や状態が気になります・・・
性感染症について
症状がなくても性感染症検査は必要?
パートナーのいる方は症状のあるなしに関わらず検査をご検討ください。性感染症の怖さは、
- 症状がないまま体をむしばむ場合がある
- 相手に感染させる可能性がある
- 死にいたる場合がある
- 不妊症の原因となる場合がある …等です。
性感染症検査はどのくらいで結果がでるの?
性感染症の検査は内診と血液検査に別れ、当日即日で結果のわかるものもありますが、後日結果がわかる場合がほとんどのため、お電話での確認かご再診での結果ご返却となります。
内診による検診(予約不要)
- クラミジア
- 淋病
- HIV
- HBV
- HCV
- 梅毒
- コンジローマ 等