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予防のための各種検査

当院では、患者さんの体の異常を早い段階から把握するため、より新しい機器の導入に努めています。特に、動脈硬化と認知症の早期診断に役立てたいと考えています。
マイキンソー(腸内細菌検査)
百兆個ともいわれる腸内細菌数という事実から腸内フローラや腸内細菌叢といった言葉が生まれ、今や腸は第二の脳とまで呼ばれるようになりました。それどころか脳腸相関といわてた言葉も最近は 腸脳相関とまでいわれます。脳ばかりではなく、腸では免疫機能の調節や、人体に必要なビタミンやホルモンの産生も行われています。 それぐらい腸の状態が人間の心と体の機能を左右すると考えられています。腸内細菌叢は人種でも異なることがわかっているように、個人の食習慣や生活習慣、加齢を反映して変化します。その腸内細菌叢(マイクロバイオーム)のパターンをDNA解析によってざっくりと数十種類に分類して実測し、腸内環境を評価することができるようになってきました。そのことで、生活習慣病の発症リスクや消化器疾患の発症リスクの評価に応用できるわけです。
当院で専門に行っている漢方治療やサプリメント治療も腸の働きを重視しております。漢方治療では、補気健脾(ほきけんぴ)や益気生津(えっきしょうしん)、和胃降逆(わいこうぎゃく)といった胃腸機能を高める治療法が心身の体調を整えることがあります。腸のあり方が体調を左右しており 、それを整えることが治療のひとつであるという古代からの考え方を、現代の技術がまさに証明しようとしています。
【費用】 1回 21,780円(税込)
テロメア
テロメアの長さは、食事内容やストレスといった生活習慣や環境によっても大きく変化もします。
テロメアの長さを測定することによって、検査時点の遺伝子の強さと、日々受ける遺伝子のストレス度合いを知ることが可能で、様々な疾患へのなり易さ、なり難さを検査することができます。
生活改善等によってテロメアの長さは変化しますので、改善度を測る度合いとしても計測します。
サーチュイン
「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュインの活性度を測定することにより、老化度や老化のスピードを推測することができます。
サーチュイン遺伝子の発現量を調べることで、抗老化力を把握し、そこから様々な疾患へのなり易さを検査するとともに、治療効果の測定に利用します。
免疫年齢
血液中の免疫に関与する細胞を測定することで、免疫全体の能力や、がん細胞やウィルスを攻撃する能力がわかります。
測定値をスコアにして、免疫力を5段階評価します。
今後、検査項目を随時掲載致します。